113戦車レビュー

　皆さん、こんばんは。

　今回は中国Tier10重戦車「113」について解説します。機動性と火力に優れた重戦車です。

火力面

　主砲は122 mm 60-122T　搭載。

　単発：440/530

　弾種：AP/HEAT/HE

　貫通力：258/340/68

　総弾数：34発

　装填時間：8.32s(ラマー,戦友,換気扇,食糧)

　DPM：3,173

　精度：0.36

　照準時間：2.7s

　砲塔旋回：26°/s

　俯仰角：-7°/+18°

　単発440ダメージの主砲で、Tier10重戦車(T57 Heavy、イギリス3種、5Aに次いで)6位のDPMを持ちます。

　精度は0.36となかなかですが、照準時間も2.7秒とやや遅めであり少し物足りない値です。

　貫通力258mmのAP、340mmのHEAT弾と貫通力はTier相応です。

　俯角は-7°と表記されていますが、正面側は-5°の俯角制限があり-7°取れるのは側面からになります。また、砲塔が中央寄りなので扱いにはやや注意。

機動性

　最高速度(前/後)(km/h)：50/15

　旋回速度：36°/s

　馬力：750hp

　出力重量比：16.67

　機動性は重戦車としては非常に優秀で、出力重量比も中戦車に迫る値を持ちます。アメリカ中戦車や430Uなどとほぼ同等の機動性を持つため重戦車としては非常に大きな利点です。素早く有利ポジションを取ったり、陣地転換をしたり優れた機動性を活かして活躍の場を作りましょう。

耐久性

　HP：2,300

　車体装甲(mm)：120/120/70

　砲塔装甲(mm)：290/180/80

車体

　車体正面上部は傾斜込みで270mmほどの防御力となりますが、車高が低めの為撃ち下ろしになりやすく230mm程度でも貫通されてしまうほどです。ドイツ重戦車などの車高相手だと更に薄くなってしまいます。

　車体正面下部は傾斜が浅く175mm程度の貫通力でも抜かれてしまう可能性のある大きな弱点です。

　車体下部を隠しつつ豚飯の角度で出るとかなりの固さを誇りますので地形によっては積極的に行っていきましょう。

砲塔

　砲塔正面は290mmのお椀型なので、駆逐等の高貫通砲で真っ直ぐ狙われない限りは抜かれにくい固さです。キューポラは傾斜込みで約220mm相当、天板は40mmしかなく121mm以上の口径で3倍ルールで貫通されうる弱点となるため、敵に狙いを絞らせないように小刻みに動く必要があります。

視界・隠蔽

　視界：400m

　視界は400mと重戦車としては充分です。隠蔽率は重戦車相応です。

供給品・拡張パーツ

　私はAP10発、HEAT20発、HE4発。

　修理キット(大)、救急キット(大)、食糧。

　ラマー、スタビ、換気扇。

まとめ 

　非常に高い機動性と高いDPMを持つ機動力に優れた重戦車です。走攻に優れる一方で守の面では正面対決するには頼りない装甲しかありません。稜線や障害物を上手く使って自分が強い立ち位置で戦いましょう。
 

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