Centurion Action Ⅹ戦車レビュー
皆さん、こんばんは。
今回はイギリスTier10中戦車「Centurion Action Ⅹ」について解説します。よく間違えられますが「Action X(エックス)」ではなく「Action Ⅹ(テン)」です。
火力面
主砲は105 mm Gun L7A2搭載。
単発:390/480
弾種:APCR/HEAT/HE
貫通力:268/330/105
総弾数:68発
装填時間:7.24s(ラマー,戦友)
DPM:3,232
精度:0.32
照準時間:2.1s
砲塔旋回:48°/s
俯仰角:-10°/+20°
Tier10中戦車でよくある通常弾APCR、課金弾HEATの使いやすい構成で総弾数も多いため、弾種配分に困らず弾切れも起こりにくいです。通常弾の弾速が速く当てやすいのに加え、表記上はAPCRだが実際はAPDSなので距離減衰による貫通力の低下が緩やかで、履帯ごとダメージも与えやすく非常に扱いやすいです。課金弾のHEATも330mmと十分な貫通力を持ちます。単発も390あり、装填時間も最上位ではありませんが早いので火力のバランスも良いです。また、HEの貫通力も105mmと高いので貫通できる敵を見かけたら積極的に使っていきましょう。
精度は0.32で照準時間も2.1sと優秀ですが、若干拡散が悪いのか行進間射撃の精度がやや悪いです。しかし、俯角が-10°取れるので自由度が高く射撃機会は多いでしょう。
総合的に見て射撃性能はTier10中戦車らしく優秀です。
機動性
最高速度(前/後)(km/h):53/20
旋回速度:50°/s
馬力:1,040hp
出力重量比:18.91
Centurionシリーズの鈍さから一歩抜け出せました。機動性は中々で旋回も速いです。エンジン馬力も高い為坂道にも強いですね。中戦車としては十分な機動性と言えます。
耐久性
HP:1,950
車体装甲(mm):120/50/31
砲塔装甲(mm):254/152/95
車体
車体上面は格下の通常弾ならば弾くこともあるかもしれないといった程度で基本的に車体装甲は当てにしてはいけない。また、車体下部左側に弾薬庫があるので車体下部を見せていると何度も弾薬庫をやられるので注意が必要です。
砲塔
砲塔はまず超イケメンです!
閑話休題。傾斜が多く全体的に頑強です。垂直部で254mm厚、おでこで270mm程度とかなりの防御力を持ちます。これにハルダウンを合わせればなかなかの防御力を発揮します。しかし、絶対に抜かれない!みたいなものでもなく、またキューポラもあるので注意してください。
視界・隠蔽
視界:410m
視界は410mと広いですが車体が巨大なため隠蔽率があまりよくありません。視界を伸ばして一方的に発見できる距離を延ばす方針で行きましょう。
供給品・拡張パーツ
私はAPCR30発、HEAT32発、HE6発。
修理キット(大)、救急キット(大)、自動消火器。
ラマー、スタビ、レンズ。
まとめ
全体的にまとまった性能を持っていますが、他のTier10中戦車ほど尖ったものがないので器用貧乏感があります。DPMや行進間射撃ならばObject140、単発火力と車体の固さならObject430U、砲塔防楯の固さならばM48Pattonといったように上回ってくるライバルが多いです。
Tier10中戦車と言う激戦の中で本社の性能は悪くはないのですが、上から並べていくとどうしても低くなってしまいます。
しかし、バランスが取れているが器用貧乏なのか、万能なのかはプレイヤーの実力次第。他戦車ほど尖っていないからこそ自分の実力が試せる面白い戦車だと思います。
何より超格好良い!!
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