FV215b 183戦車レビュー
皆さん、こんばんは。
今回はイギリスTier10駆逐戦車「FV215b 183」について解説します。圧倒的破壊力を持つ183mm砲のHESHが特徴の戦車です。
火力面
主砲は183 mm L搭載。
単発:1150/1750
貫通力:310/275/92
総弾数:12発
装填時間:23.74s(ラマー,戦友,食糧,換気扇)
DPM:2906(AP弾換算)
4422(HESH全弾貫通出来れば)
精度:0.40
照準時間:3.4s
俯仰角:-5°/+15°
砲塔旋回速度:16°/s
砲塔旋回範囲:左右45°
なんといっても単発1750ダメージの課金HESHが貫通力275mmで運用できるというのが頭おかしい。PC版では230mmにNerfされ、その後通常ツリーからも削除されたのですが、CS版ではまさかのNerf前のまま現存。
恐ろしく強力な主砲です。貫通力270mmあれば重戦車の弱点を撃てば貫通可能ですし、Tier10でも軽・中戦車はワンパンもしくは瀕死です。非貫通でも700~850ダメージ程度は期待でき、かつモジュールや搭乗員へのダメージも狙えるため非常に強い。
スキル、パーツフル装備で23秒というリロード時間も許容範囲内です。俯角が-5°で、後部砲塔、なおかつ限定旋回砲塔という扱い辛さはありますがそれを差し引いたとしてもなお強力な主砲です。
機動性
最高速(前/後)(km/h):34.3/12
旋回速度:28°/s
馬力:800hp
出力重量比:13.33
機動性はそこそこで陣地転換や主戦場への移動に苦はありません。一方で敵快速車輌による回り込みには注意が必要で限定旋回砲塔とあまりよくない旋回速度も相まって後ろを取られると一方的にやられる恐れがあります。
耐久性
HP:2,000
車体装甲(mm):152/51/76
砲塔装甲(mm):254/178/32
車体
車体正面上部も220~240mm程度の防御力しか発揮できず、下部は100mmあるかどうか程度。側面もかなり薄く155mm砲以上の口径では3倍ルールで貫通されます。天板も31.8mmしかないため、105mm砲などの3倍ルールにも注意が必要です。
この車輌の運用法としては豚飯でそっと出て183mm砲をぶち込んで即隠れるといった運用が良いでしょう。
砲塔
砲塔はおでこや上部の観測装置周辺が250mm程度と少し薄いものの、他の部分は270mm~300・400mm超となっている。投影面積が大きく更に主砲の危険性もあるため狙われやすいので注意が必要です。
ただ、Tier10でも通常弾程度なら弾くことが期待できるので悪くない性能です。
視界・隠蔽
視界:390m
視界は390mありますが、隠蔽は劣悪です。ヘイトの高さも相まって見つからない距離で構えるか重戦車についていってヘイトを分散するか、もしくは見つかっても撃たれない位置を陣取るかする必要があるでしょう。
供給品・拡張パーツ
私はAP1発、HESH11発。
修理キット(大)、救急キット(大)、食糧。
ラマー、ガンレイ、換気扇。
まとめ
敵戦車を一撃で吹き飛ばすアルティメットロマン紅茶砲を運搬できる車輌としては防御寄りです。FV4005は射撃関連が大幅に上回っているものの防御力が皆無、隠蔽は最悪クラスとなっています。
それぞれどちらを使うかは好みですが、いずれにせよ強力な一両です。
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