Object279(e)戦車レビュー
皆さん、こんばんは。
今回はウィンターゲーム、スプリングゲーム、サマーゲーム、オータムゲームからなる連続OPS完全制覇報酬が発表されたのでご紹介いたします。
連続OPS年間報酬
ソ連Tier10プレミアム重戦車「Object 279(e)」です。車体下部が存在せず履帯が4枚ある非常に特殊な車両です。全4つのシーズン(ウィンター、スプリング、サマー、オータム)を完全に制覇した際貰えるそうです。
WoTを毎日しているプレイヤーなら大抵入手可能です。つまり、ただでさえ酷いランダム戦が更に荒れるってことですね!PC版では所有者が非常に少ないのに底辺から最上位まで分け隔てなくこいつを配ってしまうCS運営の頭を疑いますねほんと。
Object279(e)性能
赤字はPC版からNerfされた性能となります。
火力面
主砲は122 mm M62-T2A 搭載。
単発:440/530
弾種:AP/HEAT/HE
貫通力:258/340/68
総弾数:40発
装填時間:8.32s(ラマー,戦友,換気扇,食糧) → 9.98s
DPM:3,173 → 2,645
精度:0.36 → 0.38
照準時間:2.3s → 2.6s
砲塔旋回:28°/s → 24°/s
俯仰角:-5°/+15°
装填時間が短くフル装備で8.32秒、DPMが3,173と高めです。装填時間は約1.5秒も低下しており、フル装備でDPMが500ほど低下しております。IS-4以下です。
貫通力は高く、AP258mm、HEAT340mmとT-10などの122mm砲と同性能です。使いやすい貫通力ですね。
精度0.36・照準時間は2.3秒とソ連重戦車とは思えない優秀さです。精度0.38、照準時間2.6秒にNerf、IS-4と精度は同値で照準時間で0.3秒勝る性能になりました。
俯角は-5°と狭いので扱いには少しだけ注意が必要です。砲塔旋回速度が-4°NerfでIS-7より少しだけ遅いくらいになりました。
総弾数が40発と多めのためIS-7などと違って弾種配分に困らないのも良い点です。
機動性
最高速度(前/後)(km/h):40/13
旋回速度:30°/s → 26°/s
馬力:850hp
出力重量比:14.17
最高速度はそれなりですが、旋回速度が-4°もNerf。出力重量比はFV215bより少し高いくらい。まぁ平均的な重戦車ですね。
耐久性
HP:2,400
車体装甲(mm):185/120/90
砲塔装甲(mm):330/140/90
車体
敵に対して正面を向けている際が最も優れた防御力を発揮し、車体正面全域が315mm~350mm相当の防御力を発揮します。APやAPCRなら標準化の関係で280mm~290mmほど。APやAPCRなら320mmほどはないと安心しづらいし、HEATなら最低でも330mm以上ないと安心できない。
これは平地での装甲厚でありもし少しでも撃ち上げの状態になってしまうとまず貫通は難しいでしょう。ただ、側面に向かっていくにつれて装甲は薄くなるので斜めから撃つ際には端のほうを狙うと良いでしょう。
側面は100mmで40°の逆傾斜がかかっておりObject257のような感じ。真横から撃てば貫通は可能ですが、斜めに撃つと流されやすいので注意。
車体側面より下と車体正面下部にあたる部分は履帯なのでダメージ判定は当然ありません。
砲塔
砲塔正面は最低でも350mmを超える重装甲でまず貫通されることはないでしょう。天板も厚く、3倍ルールなどが適用されることもありません。
円筒形のキューポラが左右に1つずつあり、そこは210mmの弱点となっています。
視界・隠蔽
視界:400m
視界は400mと重戦車としてはなかなか。
供給品・拡張パーツ
私はAP10発、HEAT25発、HE5発。
修理キット(大)、救急キット(大)、食糧。
ラマー、スタビ、換気扇。
まとめ
車体正面は均一300mmと考えると非常に厄介。簡単に考えると車体下部のなくなったObject430Uと考えるとその厄介さがわかるだろう。格下戦車ではまずまともに撃ち合うのが困難です。
主砲性能も優秀で機動性も平均的。主砲性能はかなりNerfを食らっておりソ連重戦車としては頭一つ抜けていた性能が、IS-4にDPMで劣り精度が同等で照準時間で勝る程度の性能まで落ち込みました。
旋回周りがかなりNerfされており、動きが全体的にやや鈍重になりました。
しかし、装甲に目立った弱点がないため強力な重戦車であることには変わりがないでしょう。これを配るとかほんと運営の頭はどうかしてます。まぁ、逆に言えばこれだけNerfされてもタダでもらえるならまぁいいかとも思えますね。
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