Prototipo Standard B戦車レビュー
今回はイタリアTier9中戦車”Prototipo Standard B”について戦車レビューします。Tier9オートリローダーです。Nerfのされ方が一番えげつない。
主砲性能
主砲はCannone da RhV1 搭載時。
砲口径:105mm
単発:360/440
弾種:APCR/HEAT/HE
貫通力(mm):268/330/105
精度:0.35
照準時間:2.3s
連射間隔:3.0s
総弾数:60 発
1マガジン装填数:3発
弾倉火力:1,080(360*3)
砲塔旋回速度:34°/s
俯仰角:-10°/+20°
装填時間詳細
【カタログスペック】
装填時間:15.7s/17.7s/19.7s
合計装填時間:53.1s
RPM:3.821/3.39/3.046
DPM:1,375/1,220/1,096
※装填時間は左から残弾2発、残弾1発、残弾0発からの装填時間の数値となります。
【搭乗員100%・ラマー・戦友・食糧:装備】
装填時間:12.67s/14.28s/15.89s
合計装填時間:42.84s
RPM:4.735/4.201/3.775
DPM:1,704/1,512/1,359
※装填時間は左から残弾2発、残弾1発、残弾0からの装填時間の数値となります。そのため、単発運用する際のDPMは弾倉のうち1発だけ撃って、弾が入りきってから撃つという単発運用のDPMは1,704となります。
コメント
イタリアツリー独自の自動再装填装置(オートリローダー)を持つ主砲です。特徴としては1発ずつ装填されていくシステムのため、全弾装填される前でも射撃可能で、オートローダー特有の長い装填時間中は何もできないといった状況に陥りにくいというメリットがあります。
また、最後の1発だけの装填だけだと装填時間が短めなので、1発ずつ撃つ単発運用をしつつ、ここぞ!という時に連射したりとプレイヤーの状況判断力が大切な車両となります。
PC版の装填時間は「11s/13s/15s(合計39s)」であり、換気扇を除いたフル装備でもPC版のカタログスぺックより約4秒遅いです。Nerfひど過ぎる。
【搭乗員100%・ラマー・戦友・食糧:装備】
装填時間:12.67s/14.28s/15.89s
合計装填時間:42.84s
RPM:4.735/4.201/3.775
DPM:1,704/1,512/1,359
この条件での単発運用はPC版だと2,432なのに対し、DPM1,704と700も低下しているうえにCenturion 7/1より低いです。正直お話にならないレベルです。
精度0.35、照準時間2.3s、俯角-10°となかなか優秀であり、オートローダーと比較してかなり精度回りの性能は高いです。連射間隔は3.0sとやや遅め。
元の砲性能がいいだけに残念でなりません。
機動性
最高速度(前/後)(km/h):65/23
旋回速度:44°/s (PC版:54°/s)
エンジン馬力:750
出力重量比:21.75
機動性は非常に高く、最高速度が中戦車としてはトップクラスで旋回速度も高いです(-10°落とされましたが)。レオプロと同等なので、機動性の想像はつくでしょう。軽快な足回りを活かし、射撃機会を増やしましょう。
耐久性
HP:1,700
車体装甲(mm):50/25/15
砲塔装甲(mm):60/55/55
レオプロ同様、どこを撃たれても貫通するどころか榴弾貫通の危険すらある。出来る限り被弾のリスクは避けよう。
視界・隠蔽
視界:390m
視界は390mと平凡ですが隠蔽率は中々良い。足も活かしてしっかり偵察して以降。
おすすめ供給品・拡張パーツ
私はAPCR弾30発、HEAT30発。
修理(大)、救急(大)、食糧。
ラマー、スタビ、レンズ被膜。
まとめ
非常に特徴的なオートリローダーを持つ快速中戦車です。主砲性能のNerfがかなり酷いです。PC版だとTier9最強格の中戦車なのですがCS版だと上位勢には入れません。装填時間が各5秒近くずつ落とすのはいくら何でもやりすぎです。オートリローダーとしての運用はかなり厳しい装填時間です。
今回のイタリアツリーで最も弱体化されており、これに乗るなら他のオートローダーのほうが稼げる可能性が高いと思います。単発リロードが遅すぎてリローダーとしての特徴が完全に失われてしまった戦車です。
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