53TP Markowskiego戦車レビュー
皆さん、こんばんは。
今回はポーランドTier8重戦車「53TP Markowskiego」について解説します。
火力面
主砲は105mm Bofors wz. 34 搭載時。
単発:420/550
弾種:AP/APCR/HE
貫通力:218/245/61
総弾数:34発
装填時間:12.05s(ラマー,戦友,換気扇)
DPM:2,091
精度:0.38
照準時間:3.0s
砲塔旋回:26°/s
俯仰角:-8°/+20°
Super coolな調整の犠牲者。本来は、同じカスタマイズで装填時間が2秒早く、照準時間が0.3秒早かった。
閑話休題。Tier8としては高めの単発420ダメージ、俯角-8°となかなか良い性能だが、貫通力が課金弾で245mmと低く格上相手には苦戦を強いられる。
照準時間も3秒とPC版よりも性能が落とされてるので、単発の割には絞りが速いという強みが消されているのが痛い。DPMも落とされており、高単発の割にはDPMが平均以上あったはずが、平均並みからそれ以下に落とされ、実数値で行くとDPMは約300低下している。CS版の悲しき調整の被害者である。
機動性
最高速度(前/後)(km/h):40/16
旋回速度:32°/s
馬力:800hp
出力重量比:13.95
最高速度・出力重量比・旋回共に同格重戦車でも優秀な数値を誇る。特に後退速度16km/hは重戦車としてはかなり速い。
耐久性
HP:1,450
車体装甲(mm):110/80/50
砲塔装甲(mm):210/140/90
車体
HPはIS-3より50低く1,450しかないが、ようやくそこそこ頼れる装甲になってきた。正面上部は110mmに傾斜を合わせて170mm~200mm相当と平地ではそこそこだが、ハルダウンを出来ればかなり頼れる装甲となる。
車体下部は同一の110mm装甲で更に傾斜が強いため、なんなら上部よりも若干固い。
砲塔
ようやく重戦車らしい装甲となり210mmの傾斜装甲のため、ほぼ全域が280mm以上の防御力を発揮するため、同格で貫通させるのは難しくなり、ハルダウン時は非常に頼れる。
オデコ部分は前身より10mm減厚し、50mmだが鋭い傾斜で強制跳弾を狙える。しかし、152mm以上の主砲には3倍ルールで貫通されるので注意が必要。
キューポラは160mm~180mm程度の装甲しかないのでじっくり狙われないように立ち回ろう。また、よそ見をすると砲塔の傾斜が殺されてしまい、防御力が220mm程度になってしまうので正面を向けるようにしよう。
視界・隠蔽
視界:370m
370mとまぁTier相応か。隠蔽はこのTierから悪化していく。
供給品・拡張パーツ
私はAP10発、APCR20発、HE4発。
修理キット(小)、救急キット(小)、自動消火器。
ラマー、換気扇、スタビ。
まとめ
高単発と超重戦車に片足突っ込んでいった割には優秀な機動性、砲塔の防御力などようやくポーランドの強みがはっきりしてくる戦車です。
これがPC版の性能なら強戦車とも言える地位を狙えないことも「なしよりのあり」だったかもしれない。
しかし、これまでのような「戦えるけどこいつじゃなくていいよね!」って立ち位置からはようやく脱したって感じかな。
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