Mäuschen戦車レビュー
皆さん、こんばんは。
今回は、ドイツTier9重戦車「Mäuschen」について解説します。見た目がますますMausに似てきたミニマウスちゃんです。かなりの耐久性がウリです。
火力面
主砲は12,8 cm Kw.K. 44 L/55 搭載時。
単発:490/630
弾種:AP/APCR/HE
貫通力:246/311/65
総弾数:50発
装填時間:12.39s(ラマー,戦友,換気扇)
DPM:2,372
精度:0.38
照準時間:2.3s
砲塔旋回:15°/s
俯仰角:-8°/+25°
単発490ダメージと威力は高めです。
貫通力はAP弾246mm、APCR弾311mmと高い値を誇りTier10相手でも戦えます。
精度0.38、照準時間は2.3秒と数値としては悪くありません。移動中の主砲の拡散は小さめで優秀です。
装填時間は単発相応の数値か、DPMはやや低いです。1発1発丁寧に貫通させていきましょう。
俯角は-8°となかなか優秀です。高い車高もあり、相手の砲塔天板や車体天板を狙って貫通させることもできます。
機動性
最高速度(前/後)(km/h):20/15
旋回速度:15°/s
馬力:1,550hp
出力重量比:9.12
機動性は非常に低く、昨今のすぐ溶けてしまう戦場を考えると鈍足はかなりの弱点になります。というか全戦車中最低クラスの機動性です。旋回速度が非常に低く、快速戦車に回り込まれるとまるで抵抗できません。障害物や山などを背にして背中に回らせない工夫が必要です。
耐久性
HP:2,150
車体装甲(mm):200/155/135
砲塔装甲(mm):240/160/150
車体
車体正面上部は200mmに傾斜込みでおおよそ280mm~290mmの防御力を持ちます。正面下部は210mm程度の防御力しかない弱点となります。
側面上部は155mmしかなく、横を取られると軽戦車の主砲ですら容易く貫通されてしまいます。側面下部はサイドスカートや履帯込みで270mmと非常に固いです。車体正面下部を隠して豚飯をすることで強力な防御性能を発揮できるでしょう。
砲塔
砲塔正面防盾横は240mmの曲面装甲となっており、防盾も垂直240mmしかなく同格戦車にはまず貫通されてしまう貧弱さです。よそ見で傾斜を付けたいところですが、砲塔の形状が六角形のため傾けすぎると上や下mmしかない砲塔側面を晒してしまうので注意が必要です。ターレットリングは250mm相当の防御力で、貫通されると砲塔旋回装置が破損する恐れがあります。
キューポラは正面の垂直部分が210mm~240mm、傾斜部分が180mm~210mmと弱点です。前身よりもサイズは小さくなりついている位置が反対になりました。が、Tierが上がった関係上非常に目立つ弱点なので豚飯の際にキューポラを隠したいところです。
総じて砲塔の装甲は弱いと言えるでしょう。
視界・隠蔽
視界:400m
視界は400mと平均的。隠蔽率はこの巨体の通り最低クラスです。
供給品・拡張パーツ
私はAP20発、APCR20発、HE10発。
修理キット(大)、救急キット(大)、自動消火器。
ラマー、スタビ、換気扇。
まとめ
非常に高いHPと固い車体装甲を使って前線を押し上げていく戦車です。ただし、機動性は全戦車中最低クラスであり、砲塔装甲は非常に弱いです。主砲はそこそこ優秀ですので自身の弱点を極力カバーできる地形で1:1のダメージ交換を意識していきましょう。
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