Object 257戦車レビュー
皆さん、こんばんは。
今回は、ソ連Tier9重戦車「Object 257」について解説します側面装甲が非常に硬く、厄介な車両です。
火力面
主砲は122 mm BL-13-1 A 搭載。
単発:440/530
弾種:APCR/HEAT/HE
貫通力:248/315/68
総弾数:50発
装填時間:10.72s(ラマー,戦友,換気扇)
DPM:2,462
精度:0.4
照準時間:2.9s
砲塔旋回:24°/s
俯仰角:-5°/+15°
ソ連Tier9に多い122mmの単発440ダメージの主砲。
貫通力はAPCR弾248mm、HEAT弾315mmとなっており。他のTier9重戦車と違って通常弾がAPCRなので弾速が速く、扱いやすくなっています。また、HEAT弾は315mmとT-10などと比べると低めになっており、Tier10相手だと少し苦しいところはありますが、貫通力についてはそこそこ優秀と言えるでしょう。
精度0.4、照準時間は2.9秒と数値としては悪いため、咄嗟撃ちや走り撃ちなどはあまりしないほうがいいでしょう。
装填時間はTier相応といったところか、特別悪くもないが同格のT-10やConquerorなどの上位勢に比べると一段劣る。
俯角は-5°とあまりよくないため、地形の利用や俯角の取り方の知識が大事になります。
機動性
最高速度(前/後)(km/h):45/15
旋回速度:35°/s
馬力:850hp
出力重量比:15.45
最高速度や旋回速度がNerfされましたが、総じて機動性としては優秀な部類。T-10には劣りますが、35km/h~40km/h程度で移動できます。
耐久性
HP:1,900
車体装甲(mm):130/130/70
砲塔装甲(mm):350/240/100
車体
車体正面上部は290mm(AP弾だと標準化で260mm程度)相当と結構固いです。しかし、楔形装甲のため敵に真正面を向けず昼飯の角度などを取ると一気に装甲が弱くなります。正面下部は210mm(AP190mm)相当と比較的弱点となっています。ドライバーハッチがあり45mm厚ですが、正面からだと強制跳弾します。
側面上部は180mm相当。側面下部は45mmしかないのですが垂直方向に対し68°傾斜しており、正面から見ると逆三角形のような形状で、135mm以上の主砲でない限り、AP・APCRは強制跳弾します。HEATも空間装甲で減衰するため、非常に強力な側面装甲を持っているといえるでしょう。
砲塔
砲塔正面防盾部分は280mm程度となっており、通常弾相手ならば怖くないが300mm以上の課金弾が相手だと心許ない。他の部位は350mm厚の箇所もあり固い。
一方でキューポラのサイズが大きく150mm程度の明確な弱点となっています。天板も30mmしかなく100mm以上の口径が多いTier帯のため、かなり厳しい弱点でもあります。
視界・隠蔽
視界:390m
視界は390mと平均的。隠蔽率は重戦車相応の値。
供給品・拡張パーツ
私はAPCR20発、HEAT25発、HE5発。
修理キット(大)、救急キット(大)、自動消火器。
ラマー、スタビ、換気扇。
まとめ
何と言っても車体側面装甲が非常に固いです。狙撃されている際に側面を向けられていると貫通されにくいので、通行料を取られにくいのは大きなメリットです。
主砲性能、機動性もなかなかでバランスよく仕上がった重戦車と言えるでしょう。
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