T54E1戦車レビュー
皆さん、こんばんは。
今回はアメリカTier9中戦車”T54E1”について戦車レビューします。Tier9オートローダーで扱いにくい部類と思っていましたが、最終状態にしてみるとかなり強かったです。誰にでも向いてるかと言われるとそうではないかもしれませんが。少なくとも私の中ではシュコダよりはるかに強いです。
T54E1 - World of Tanks PS4版 Wiki*
主砲性能
主砲は105 mm Gun T140E2
単発:390
弾種:AP/APCR
貫通力(mm):210/255
総弾数:36 発
1マガジン装填数:4発
装填時間:36.0s
弾倉火力:1560
精度:0.4
照準時間:2.90s
連射間隔:2.0s
砲塔旋回速度:36°/s
俯仰角:-8°/+13°
装填時間36sの4発装填オートローダーです。弾倉火力1560で連射間隔2.22sなので瞬間火力が高くダメージ交換で優位に立てます。また、単発が390あるので同格中戦車との1発だけのダメージ交換で互角に立てるのが大きいです。
精度が0.4と悪く、照準時間も2.9sと遅いので遠距離射撃での連射はしっかり絞り切ってから撃った方がいいです。俯角が-1°低下している点にも注意。貫通力の低さもかなりネックです。
普通の中戦車として立ち回るよりも重戦車などに随伴して近距離戦でどんどん弾を吐いていく立ち回りが有効です。
機動性
最高速度(前/後)(km/h):43.5/20
旋回速度:46°/s
エンジン馬力:810
出力重量比:14.88
機動性は低いです。少し早めの重戦車くらいの気持ちで乗らないと駄目ですね。特に険しい坂道や稜線を10km/h台で走行している際は中戦車とは思えません。
耐久性
HP:1750
車体装甲(mm):152/76/38
砲塔装甲(mm):127/69/50
HPの増加量がかなり大きく、有効なリソースとして使っていきたいところ。装甲面ではT69より劣化気味で、車体正面上部で砲塔正面上部は170mm~210mmほどの防御力を有するが、弾けるものとアテにして立ち回るのはナンセンス。
砲塔基部の弱点が明確になり、狙われたらまず貫通するので小刻みに動いて敵のエイムを乱しましょう。車体・砲塔ともに大型化したため被弾面積が大きく、慎重な立ち回りが求められます。
視界・隠蔽
視界:400m
視界は400mと前身から変わりません。視界の向上がなく隠蔽性が劣化しているのでT69と同感覚で扱うと痛い目に遭いますよ。
おすすめ供給品・拡張パーツ
私はAPCR弾36発。
修理(小)、救急(小)、自動消火器。
スタビ、レンズ被膜、換気扇。
まとめ
バランスの良かったT69から一転、瞬間火力に特化した戦車となりました。低い機動性、微妙な装甲とこの戦車が抱える弱点は多いですが、瞬間火力と弾倉火力の高さがこの戦車のウリです。味方重戦車などに随伴し的確な状況判断やHPの使い方、全弾撃つかどうかの見極めなどをマスターすれば一転強戦車早変わりです。
ただ、初心者には向きませんし、誰にでも扱える戦車でない癖の塊のような戦車です。それゆえに乗ってて楽しいのですが。
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