Object140の拡張パーツについて考える
皆さん、こんばんは。
今回はTier10ソ連MT”Object140”のカスタムパーツについて考察していこうと思います。実際、私もパーツ選びに最近また悩んでいるところで、皆さんの意見を頂ければと思っています。それでは、我に続け!
ソ連Tier10MT"Object140"(以後、オブと呼称)は単発型中戦車でもかなり優れた性能を持ち、主砲性能・行進間射撃の精度・装甲・隠蔽性・機動力など、すべてが高次元に纏まった扱いやすい強車輌となっています。
特に換気扇、戦友、食糧を積んだ時の装填時間5.22sは履帯ハメをし続けられ、非常に強力です。しかし、最近そのフル装備よりも換気扇を外してレンズを付けた方がいいなと思いましたので、その根拠をご説明しましょう。
まず、仮想敵は同格のフランスTier10MT"Bat-Chatillon 25 t"(以後、バッチャと呼称)とします。バッチャは車輌迷彩あり、拡張パーツは「スタビ、レンズ、換気扇」、スキルは「戦友、状況判断力、迷彩スキル」、更に食糧を積んでいるとします。そして、茂みのない平原で相対していると仮定します。その際のバッチャの視界範囲、隠蔽率のステータスがこちら。
視界範囲496.63m!隠蔽率も非常に高く、静止時で36.16となります。
こいつを相手にオブも車両迷彩あり、拡張パーツは「ラマー、スタビ、換気扇」、スキルは「戦友、状況判断力、迷彩スキル」、さらに食糧を積んでいる場合、このようなステータスとなります。
視界範囲451.48m、隠蔽率もバッチャほどではないがかなり高く、静止時で34.87となります。視界限界の445mは超えており、バッチャ同様にさらに敵を発見しやすくなっていて良いのですが、実際戦闘になると496.63mと45mの差が大きく出てきます。こんな感じです。
上の画像は、お互いが敵に発見される距離を表しています。バッチャが静止時は約306mに対し、オブは約340m。移動時はバッチャ約339mに対し、オブは約376m。発砲時はバッチャ約422mに対し、オブは445mです。おおよそ35mの視界差が発生しており、発砲時でさえ、オブは視界限界の445mで見つかってしまうことになります。
そこで、この視界差を埋めるべく、換気扇を外し被膜レンズに変えたverがこちら。
視界は約35m向上し、486.6mに。装填時間は0.1s低下し5.32s。また換気扇を外したことにより、残念ですが搭乗員の熟練度や各種スキルへの効果が微妙に低下していることでしょう。しかし、被発見距離の差が15mまで低下。発砲時はどちらも445mで発見できるようになりました。
35mも視界差ができると一方的に視認されやすかったのですが、15mならばすぐ距離を詰めることができるので、少し不利といった差で済みます。
攻撃特化の構成もずっと使ってきて実際強かったのですが、対バッチャの視界差や軽戦車からの一方視認を減らすことが出来れば更にダメージが取れるようになると思い、最近はこちらのパーツ攻勢で戦闘しています。
個人のプレイスタイルによって変わるので一概にこれが正解とは言えませんが、オブの戦闘スタイルの一つの答えなのではないかと思います。オブ以外でも、皆さんもこの機会にぜひパーツ構成を考え直してみるのは如何でしょうか。
▽使い方
今回、考察に使ったサイトは下記の二つ。
この二つはサイドバーにもリンクが貼ってあるのですが、皆さん活用していましたか?
WoTをずっとプレイしている方はもちろん使用されていたでしょうが、初心者の方や始めてからそう期間が経っていない方は知らないと思い、改めてご紹介させていただきました。有志の方がこのような便利なサイトを作ってくれているのを活用しない手はないです。上達を目指す方は積極的に利用していきましょう。
英語がまったくわからない!調べるの面倒くさい!って人の為に親切な私が捕足しておきました。感謝してくれてもいいんですよ?^^
下のページに仮想敵を設定する箇所、被発見距離を表すグラフがありますが、まぁそこまで説明しなくても分かるでしょう。
今回はこの辺りで、ちらっと触れた各種スキルについて近々記事を書きますのでお待ちくださいませ。
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